症状
乾いた嗽が、ほぼ100%の人に出ます。夜間に増悪する頑固な咳が長く続くのが特徴的です。
発熱(38度以上の発熱は50%以上にみられる)が主な症状です。
粘りの強い痰が見られることもありますが、のどの痛みや鼻汁は、あまり多くありません。
咳やくしゃみ等による飛沫感染によって、家族や学校などの人の集まる場所で流行します。
学校で大流行した場合は、校長先生の判断で「出席停止」になります(2010年5月26日現在では、まだ出席停止疾患に指定されていません)。
体調がすぐれないときは、無理をせずに体を休ませてあげてください。
熱が37.5度以上ある時や風邪症状の強い時は無理をせず、体を温めて家でゆっくり休養させてあげてください。
前日に熱が高かったのに頑張って登校してきた場合は、体力が消耗しているためか、学校でつらそうな表情をしている生徒を見かけることがあります。できれば解熱後1~2日自宅で安静にした方が、登校してから全力投球ができるかもしれませんね。